Wizardryプレイ日記(シナリオ#3編)

はじめに

久しぶりにWizardryをプレイしたくなったので、発売日直後に購入したもののほとんどプレイしていなかった、プレイステーション版Wizardry LLYLGAMYN SAGA(Wizardryシナリオ#1〜#3を移植したもの)をひっぱりだして、暇を見つけてはプレイしています。この文書はプレイの様子を日記風に書いたものです。

Wizardryプレイ日記(シナリオ#1編)』や『Wizardryプレイ日記(シナリオ#2編)』もあわせてご覧ください。

プレイ日記 - シナリオ#3 リルガミンの遺産

1999-06-25

キャラクタ作成・転送

シナリオ#2も終わらせないままにシナリオ#3を始めてしまう。例によって最初から登録されているキャラクタはすべて抹消して、新たにキャラクタを作成する。そして、シナリオ#2からキャラクタを転送する。できあがったキャラクタは以下のとおり。

キャラクタの初期ステータス
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
エイリーク N-FIG DWARF 1 8 10
ガルタン N-FIG HUMAN 1 8 10
ハンニバル G-LOR HUMAN 1 8 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 1 8 10
フェレット N-THI HUMAN 1 8 10
ソフィア G-PRI ELF 1 8 10
ゲオルグ E-PRI HUMAN 1 8 10
アルゴル E-BIS GNOME 1 8 10
ナタリー N-MAG ELF 1 8 10

このキャラクタ達を以下のように2パーティにする。

2パーティの内訳
GOODのパーティ EVILのパーティ
NAME CLASS NAME CLASS
エイリーク N-FIG エイリーク N-FIG
ガルタン N-FIG ガルタン N-FIG
ハンニバル G-LOR スラッシュ E-NIN
フェレット N-THI ゲオルグ E-PRI
ソフィア G-PRI アルゴル E-BIS
ナタリー N-MAG ナタリー N-MAG

シナリオ#3ではGOODとEVILの2パーティが協力しなくては目的を達成することはできない。しかし、素直に2パーティ分(12人)のキャラクタを育てようとするとレベルアップに非常に苦労することになるので、どちらのパーティにも参加することのできるNEUTRALのキャラクタをうまく使うことが重要だ。

そして、善悪両方のパーティからお金を集めて装備を購入する。ハンニバル(LOR)とスラッシュ(NIN)はシナリオ#2から転送したキャラクタなので、500G.P.と比較的多くのお金を持っている。そのため、最初から前衛の3人にBREASTPLATEを買うことができた。

いきなり挫折

さて迷宮に入ろう。まずは1回戦闘して回復するのを繰り返してレベルを上げよう。

最初の戦闘の相手は5 ANACONDASだ。まずい、敵の先制攻撃だ。あれよあれよと攻撃を受けて前衛3人のH.P.が1・2・1まで減ってしまう。1人も死者が出なかったのは奇跡的だ。あわてて逃走して、DIOSをかけては馬小屋に泊まることを繰り返してどうにかH.P.を全回復する。

あらためて出陣。次の戦闘の相手は4 CORSAIRSだ。人間系モンスターなのでKATINOがよく効く。しかし、眠っている間に攻撃して12ポイントのダメージを与えたにもかかわらず、まだ敵は生きている。どうもGARIAN CAPTAINのようだ。その後前衛の戦士が攻撃するが、なかなか攻撃が当たらない。敵も眠りから覚めて、攻撃をしてくる。もう一度KATINOをかけるが今度は効きが悪い。結局1体も倒せないままに逃走するはめになる。また城に戻って回復。

3度目の出陣。4 DUSTERSと5 DUSTERSが出現する。とてもレベル1のパーティでは勝てそうにないので逃走しよう。しかし逃走に失敗してしまう。再度逃走しようとするがまたも失敗する。これでエイリーク(FIG)とガルタン(FIG)が死亡する。さらに逃走しようとするが、なんとまたも失敗! あえなく全滅。……なんだこの難易度は? とてもやってられない。

やり直し

しかたないのでキャラクタメイキングの前のセーブデータに戻して、最初から登録されているレベル5のパーティを使ってレベル1のパーティを鍛えることにする。といっても、セーブデータが前のものに戻ったので再度キャラクタメイキングをしなければならないが。

さっきと同じパーティ編成にしてキャラクタメイキングを進める。おおっと、ELFのN-MAGを作ろうとしたところでボーナスポイント18が出た。せっかくだからSAMURAIにしてしまおう。名前はソウジだ。もちろんMAGEは別に作る。今回はガルタン(FIG)のボーナスポイントが低かったので、こいつの運命は荷物持ちかな?

とりあえず、GOODのパーティのキャラクタ全員がレベル3になるまで経験値を稼いだ。これでなんとかやっていけるだろう。用がすんだ後はレベル5のパーティはさようなら。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-06-25)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 3 20 3
エイリーク N-FIG DWARF 3 20 3
ソウジ N-SAM ELF 3 16 3
フェレット N-THI HUMAN 3 18 7
ソフィア G-PRI ELF 3 22 4
ナタリー N-MAG ELF 3 16 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 1 8 8
ゲオルグ E-PRI HUMAN 1 8 10
アルゴル E-BIS GNOME 1 8 10
ガルタン N-FIG HUMAN 1 8 10

1999-06-26

プレイの方針

今回のプレイの方針だが、まずはGOODのパーティ中心で冒険することにする。GOODのフロアである2階と4階には、PO'LEやDELFなどの強力なボスモンスターがいるため、GOODのパーティを中心に成長させたい。GOODのパーティといってもその中の4人はNEUTRALだから、EVILのパーティを育てるときにはこの4人を入れることで冒険を楽にしようという魂胆だ。

1階の探索

さて、前回は思わぬ挫折を強いられたが、気持ちを入れかえて冒険に出る。レベル3あたりになるとそう簡単には死人が出ないようになるので、1階を少しずつ探索しながら敵を倒して経験値を稼ぐ。とはいっても海賊のアジトには近づかない。アジト周辺の堀にはMOAT MONSTERが出現するからだ。KATINOを駆使すればなんとか倒せそうだが、やはりレベル3のパーティには厳しいだろう。

1階の戦ってはいけない敵は、なんといってもCRAWLING KELPであろう。けっこう強いし、呪文無効化率が50%もあるし、倒しても宝箱は残さないし、なんといっても経験値がものすごく低い。こんなのに出会って先制攻撃でもされたりすると、非常に気分が悪くなる。

逆に1階でおいしい敵は、やはりHIGH CORSAIRであろう。しかし、海賊のアジトにたどり着く程度の実力もないうちは関係ないな。はやくレベルを上げたい。

その後、敵をどんどん倒しては宿屋に泊まることを繰り返し、ようやくパーティの平均レベルが5になる。しかし、上級職のハンニバル(LOR)とソウジ(SAM)はレベル4のままだ。早くもレベル差がついてしまった。シナリオ#3にはMURAMASA BLADEやGARB of LORDSは存在しないし、成長しにくい上級職をわざわざ入れることはなかったかもしれないな。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-06-26)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 4 39 2
エイリーク N-FIG DWARF 5 37 2
ソウジ N-SAM ELF 4 25 2
フェレット N-THI HUMAN 5 31 7
ソフィア G-PRI ELF 5 43 4
ナタリー N-MAG ELF 5 24 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 1 8 8
ゲオルグ E-PRI HUMAN 1 8 10
アルゴル E-BIS GNOME 1 8 10
ガルタン N-FIG HUMAN 1 8 10

1999-07-03

アイテムの山

その後何度も戦闘を繰り返してGOODのパーティは全員レベル5になった。レベル5になるとパーティの戦闘力が急に上がる。戦士系キャラクタの攻撃回数は1回から2回になるし、MAGEはMAHALITOを覚える。そろそろ海賊のアジトに行ってみてもよいだろう。

海賊のアジトに行くまでにMOAT MONSTERとの2回の戦闘がある。MAHALITOがあれば楽勝……なのだが、まだ2回しか使えないレベル3の呪文を使うのももったいないのでKATINOで眠らせながら戦う。それでもたいしたダメージは受けずに勝利する。

さてHIGH CORSAIRである。こいつは1階に出現するモンスターのくせに+1クラスのアイテムを持っている。さらに、すぐ近くにある階段を上り下りすることで繰り返し倒すことができる。これを繰り返して大量のアイテムを獲得する。階段の近くには城へのワープゾーンもあるので帰還も簡単。まさに至れり尽くせりである。というわけで、持ちきれないほどのアイテムを持って城に帰還した。

鑑定した結果、めぼしいアイテムはだいたいこんなところか。

また、MAGE'S ROBESというのを見つけて、一瞬「特殊なアイテムか?」などと思ったが、何のことはない単なるROBESのことだった。まあ、たしかにROBESなんてMAGEしか着ないだろうけど。

それにしても、アルゴル(BIS)がぜんぜん鑑定に成功しない。レベル1だからしかたないよなあ。20個近くのアイテムを持って帰ったのだが、すべてを鑑定するのにものすごく時間がかかってしまった。少しはBISHOPのレベルを上げないと別の意味で苦しいかな。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-07-03)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 5 42 1
エイリーク N-FIG DWARF 6 47 2
ソウジ N-SAM ELF 5 36 1
フェレット N-THI HUMAN 6 32 7
ソフィア G-PRI ELF 5 43 4
ナタリー N-MAG ELF 5 24 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 1 8 8
ゲオルグ E-PRI HUMAN 1 8 10
アルゴル E-BIS GNOME 1 8 10
ガルタン N-FIG HUMAN 1 8 10

1999-07-16

EVILのパーティ出陣

やや間が空いてしまった。しばらくは育てるつもりのなかったEVILのパーティではあるが、鑑定役のBISHOPのレベルを上げるためにEVILのパーティを出陣させる。EVILのパーティといってもキャラクタの半数はNEUTRALであるが。

とりあえず、フェレット(THI)・エイリーク(FIG)・ソウジ(SAM)・スラッシュ(NIN)・ゲオルグ(PRI)・アルゴル(BIS)という編成にする。THIEFが前衛にいてNINJAが後衛にいるとか、MAGEがパーティに入っていないなど、かなり変則的なパーティだ。とはいえ、レベル1の3人は8H.P.しかないのでとても前衛に出せない。また、レベル5のキャラクタが3人もいれば、1階の敵に攻撃呪文を使う必要もないだろう。例によってTHIEFを前衛に出すことによる攻撃力不足が懸念されるところだが、つい先日入手したSHORT SWORD+1もあることだし、なんとかなるだろう。

おそるおそる迷宮に入って戦闘をしてみるが、1階の敵ならまあなんとかなりそうだ。フェレット(THI)のA.C.は高いが、H.P.が32あるのでそうそう危険な事態にはならない。攻撃力もそこそこあるので、この編成のままでしばらく戦闘を重ねることにしよう。

しかし、PRIESTのレベルが低いのでやはり厳しいものがある。ろくに回復呪文が使えないので、すぐに城に戻らなくてはならないし、いざというときのことを考えると不安だ。

そうこうしながらも、なんとかレベル4程度までは上げた。まあ、これくらいのレベルなら、鑑定に極端な時間がかかることもないだろう。でも、呪われたアイテムを装備してしまうのは避けられそうにないな。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-07-16)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
スラッシュ E-NIN HUMAN 4 21 2
エイリーク N-FIG DWARF 7 58 0
ソウジ N-SAM ELF 6 50 0
ゲオルグ E-PRI HUMAN 4 34 3
アルゴル E-BIS GNOME 4 22 10
ナタリー N-MAG ELF 6 31 10
ハンニバル G-LOR HUMAN 6 48 1
フェレット N-THI HUMAN 7 33 7
ソフィア G-PRI ELF 6 51 3
ガルタン N-FIG HUMAN 2 9 2

1999-07-18

2階

アルゴル(BIS)のレベルを上げた後、再びGOODのパーティで迷宮に入る。そして、アイテム入手と経験値獲得のためにHIGH CORSAIRとの戦闘を繰り返す。徐々に+1クラスの武器・防具が前衛のキャラクタ達に行き渡る。

2階にも足をのばす。とはいえ、まだソフィア(PRI)のレベルは6でLATUMOFISを覚えていないので、遠出はしないで1階への階段のまわりを探索する程度にとどめる。まあ、2階で毒攻撃をしてくる敵はWERE RATだけだから、それほど毒を恐れることもないのだが。恐ろしいのは、やはりエナジードレインのあるMUMMYかな。

そうしてようやくレベル7になり、たまらず4階にうって出ることにする。ソフィア(PRI)は一応LATUMOFISを覚えたが、まだ3回しか使えないので、POTION of LATUMOFISをいくつか買いこむ。

まずは2階に進む。本格的に2階を攻略するのはこれが初めてだ。といっても、1階から来た場合は、2階はたんなる4階への通過点にすぎない。戦闘が多いので、一戦闘ごとの消耗を抑えつつ4階への道を進む。宝箱が出ても、CALFOでレベル2の呪文使用回数を減らしたくないので無視する。どうせ2階の敵の持っているアイテムは、HIGH CORSAIRの持っているものと同ランクだし。

謎かけ

さてそろそろ4階の階段が近いかな?というところで、いきなり謎かけにぶち当たる。ファミリーコンピュータ版ではこの場所に謎かけどころか代替のイベントもなかったので、やや動揺してしまった。

我、常に御身の周りにあり
しかるに汝、我が姿を見ることなし

汝、常に我と共にあり、我なくしては
我を探す声出すことも能わざる

我とは何?

これは簡単だな。プレイヤーの年齢層が低いファミリーコンピュータ版でも、この程度の謎かけなら入れておいてもよかったのに。AGES 13 TO ADULTなゲームなんだし。

4階でSHIP IN BOTTLEを入手

ようやく4階にたどり着く。それなりに消耗もしているのだが、4階で少し戦闘をする。はやいところSHIP IN BOTTLEを入手して、4階への行き来を楽にしたいところだ。

うっ、4階で最初に出現したのはNECROMANSERだ。MAGE系の敵はレベル3の呪文を使えるかどうかで脅威が大きく変わるが、NECROMANSERはWITCHやGARIAN MAGEと違ってレベル3の呪文を覚えている。しかも常に6体で出現するので、かなりやっかいである。このあたりの敵ではKOMODO DRAGONと並んで強敵である。

逃げ損なったら確実に全滅してしまうので、損害を覚悟で戦う。ソフィア(PRI)がMONTINOを使い、ナタリー(MAG)がLAHALITOまたはDALTOを使えばたいていダメージを受けずに倒せるが、こちらの呪文が発動する前に敵からMAHALITOとMOLITOを浴びてしまった。死人が出るほどのダメージではないが、2階での戦闘で消耗している身にはつらいものがある。

さてNECROMANSERの宝箱だ。ここでSHIP IN BOTTLEが出てくれないときついなあ、などと思いつつ罠を外す。入っていたアイテムは、?ARMOR・?BOTTLE・?WEAPONの3つ。やれやれ、なんとかSHIP IN BOTTLEを入手できたようだ。急いで1階への階段を探して城に戻る。

なお、NECROMANSERの持っていた残りのアイテムは、BREASTPLATE+1とBROADSWORD+2だった。苦労のかいがあったといえるかな。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-07-18)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 7 80 -1
エイリーク N-FIG DWARF 8 66 -1
ソウジ N-SAM ELF 7 68 -1
フェレット N-THI HUMAN 8 44 6
ソフィア G-PRI ELF 7 60 3
ナタリー N-MAG ELF 7 45 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 4 21 2
ゲオルグ E-PRI HUMAN 4 34 3
アルゴル E-BIS GNOME 4 22 10
ガルタン N-FIG HUMAN 2 9 2

1999-08-01

4階でアイテム探索

SHIP IN BOTTLEを入手してからは、4階に行ってアイテム稼ぎを繰り返している。+2クラスの武器・防具もちょくちょく見つかる。一応レベル上げも兼ねているつもりなのだが、4階の敵とはいえ経験値はかなり低いのでなかなかレベルは上がらない。

今回はアイテムが大当たりだ。BASCINET(2個)・ARMET・GLOVES of MITHRIL、そしてBLADE CUISINART'を入手した。シナリオ#3では(NINJA以外には)最強の武器なので非常にうれしい。あいかわらずBLADE CUISINART'の威力は絶大だ。それにしても、シナリオ#1・2とシナリオ#3とでスペルが違うのはなぜだろう。シナリオ#1・2ではBLADE CUSINART'のはずなのだが。

4階を探索する

1階への階段のまわりで戦闘を重ねていたが、そろそろ他の場所にも足をのばす。2階へのシュートは放っておいて、東の方に進んでいるとまたも謎かけが。

我等が友情、常に不安なるもの

汝が祖先、我を操らんと永きの骨を折り、
だが、未だに我は我が道を行く

汝、扱いを誤れば、我は力多き破壊者
しかるに、そのはかなきこと、また多大なり

我とは何?

まあ、この程度の謎かけならノーヒントでも答えられる。そういえば、ファミリーコンピュータ版ではここを通りぬけるために5階でROD of FIREを入手する必要があったなあ。プレイステーション版ではROD of FIREやAMULET of AIRを入手しなくても6階に行けるみたいだが、それならばPO'LEなんか無視して進んだ方がいいかも。

謎かけを解いてさらに先に進むと6階への階段があった。試しに行ってみようとしたが、例の『ここは汝らの……』というメッセージとともに城に追い返されてしまった。さすがにCRISTALを持っていないと6階には入れないか。はやいところ6階に行って、経験値の高い敵を倒してレベルを上げたいところだが。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-08-01)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 8 81 -1
エイリーク N-FIG DWARF 8 66 -3
ソウジ N-SAM ELF 8 69 -2
フェレット N-THI HUMAN 9 53 6
ソフィア G-PRI ELF 8 61 3
ナタリー N-MAG ELF 8 47 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 4 21 2
ゲオルグ E-PRI HUMAN 4 34 3
アルゴル E-BIS GNOME 4 22 10
ガルタン N-FIG HUMAN 2 9 2

1999-08-07

CRISTAL of EVILが欲しいが……

あいかわらず4階でアイテム稼ぎをしている。大量のアイテムを持って帰っていつものように識別するが、今回は鑑定失敗の連続だ。BATTLE AXE-1・MARGAUX'S FLAIL・GIANT'S CLUBの鑑定の際に呪われてしまった。GIANT'S CLUBの解呪料10000G.P.はちょっと痛いなあ。それにしても、どうやってこんな武器を3つも装備しているのやら。

そうこうしているうちにようやくスペルユーザー達がレベル9になった。ナタリー(MAG)が順調にMAKANITOとMADALTOを修得して、これで戦闘はだいぶ楽になる。そろそろDELFを倒してCRISTAL of EVILを入手したいなあ。CRISTALがないと6階に行けないし。

とはいえDELFとDELF'S MINIONは石化攻撃をしてくるので、最低でもPRIESTをレベル11にしてMADIを修得しておきたいところだ。というわけで経験値稼ぎとアイテム探索をかねて戦闘を重ねているのだが……とにかくレベルが上がりにくい。レベルを8から9に上げるのも正直苦しかった。これは、シナリオ#3で出現する敵の経験値がかなり低めに設定されているのが原因である。ただでさえ2つのパーティを育てる必要があるシナリオなのでよけいにつらい。ちなみにファミリーコンピュータ版では、ほとんどのモンスターの獲得経験値が約1.5倍程度に引き上げられているために、レベルの上がりにくさはある程度緩和されている。

先にCRISTAL of GOODを狙う

よし、ここは思いきって、先に5階でCRISTAL of GOODを取りに行くことにしよう。EVILのパーティがSOUL TRAPPERを倒してCRISTAL of GOODを取り、それをGOODのパーティが受けとって6階に行き修行をするという計画だ。6階の敵はかなり経験値が高いのでレベルも上がりやすいし、有用なアイテムの獲得も期待できる。

もちろん問題もある。

まず前者について。たしかにEVILのキャラクタは弱いのだが、今まで育ててきたGOODのパーティにはNEUTRALのキャラクタが4人いる。フェレット(THI)は戦力にならないとしても、エイリーク(FIG)・ソウジ(SAM)・ナタリー(MAG)がいるので勝利は難しくないだろう。死人が出るかもしれないが、全滅の可能性はほとんどないと思う。

次に後者について。ラストフロアの敵とはいえ、シナリオ#1や#2と比べればさほど凶悪な敵ではない。MADALTOを修得したナタリー(MAG)がいればどうにかなるだろう。それに6階の敵はもらえる経験値が莫大なので、すぐにレベルが上がって楽に敵と渡り合えるようになるだろう。ちょっと楽観的にすぎるかな?

まあ、さしあたってはEVILのパーティの育成だな。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-08-07)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 8 81 -2
エイリーク N-FIG DWARF 9 67 -4
ソウジ N-SAM ELF 8 69 -3
フェレット N-THI HUMAN 9 53 6
ソフィア G-PRI ELF 9 62 3
ナタリー N-MAG ELF 9 50 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 4 21 2
ゲオルグ E-PRI HUMAN 4 34 3
アルゴル E-BIS GNOME 4 22 10
ガルタン N-FIG HUMAN 2 9 2

1999-08-09

まずは修行

というわけで、まずはSOUL TRAPPERを倒しに行くことにした。しかしPRIESTがDIALKOさえ修得していないというのはさすがにまずいだろう。SOUL TRAPPERは麻痺攻撃をしてくるわけだし。

EVILのメンバーをレベル5にするために1階でちまちまと経験値を稼ぐ。ついでに出番のないガルタン(FIG)もパーティに入れて、EVILのメンバーといっしょに経験値を上げる。おっと、スラッシュ(NIN)のH.P.が一気に16上がった。これなら前衛に出してもなんとかなるかな。

SOUL TRAPPER

AMULET of DIALKOをアルゴル(BIS)に持たせ、ハンニバル(LOR)のBLADE CUISINART'をエイリーク(FIG)に譲って、とりあえず準備完了。SHIP IN BOTTLEを持って5階に行く。結局EVILのパーティは3階に足を踏み入れることなく5階に進むことになった。なんとも変則的な進め方だ。

SOUL TRAPPERのパーティとの戦闘の前に戦術を練る。SOUL TRAPPER・CRUSADER LORD・CRUSADERはどいつもたいして攻撃力はないが、SOUL TRAPPERは仲間を呼んだり麻痺攻撃をしてきたりとなかなかうっとうしい。まずは直接攻撃とMADALTOでSOUL TRAPPERの数を減らす。残りのCRUSADER軍団は次のターンにMAKANITOをかけて一網打尽にすればよい。

こわいのは敵のMONTINOだ。SOUL TRAPPERとCRUSADER LORDはPRIESTレベル4の、CRUSADERはPRIESTレベル2の呪文を修得している。ナタリー(MAG)の呪文を封じられるとかなり厳しくなる。しかし、SOUL TRAPPERとCRUSADER LORDはどうせBADIALを使ってくるだろうから、最初のターンにゲオルグ(PRI)がMONTINOをCRUSADERにかければよいだろう。アルゴル(BIS)はCRUSADER LORDにKATINOをかける。計画としてはこんなところだろう。

さて戦闘開始だ。うーん、SOUL TRAPPERが6体もいるぞ。運が悪い。まずはSOUL TRAPPERを直接攻撃とMADALTOで倒す。3体倒れる。CRUSADER LORDにはKATINOをかけるがあまり効かないなあ。CRUSADERにはMONTINOをかけて放っておく。残った敵からBADIALをくらうがたいしたことはない……と思っていたら、BADIALがスラッシュ(NIN)に集中して、一気にH.P.が半減する。

次のターン。まずはうっとうしいCRUSADER軍団にMAKANITOをかける……が、その前にCRUSADER軍団がどんどん攻撃を仕掛けてくる。ああ、直接攻撃とBADIALでスラッシュ(NIN)が死んでしまった。そのあとでようやくMAKANITOがかかる。後は残ったSOUL TRAPPERを直接攻撃で片付けて戦闘終了。犠牲者が出たのが気に入らないが、とりあえずCRISTAL of GOODを入手した。けっきょく麻痺攻撃は受けなかったな。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-08-09)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
スラッシュ E-NIN HUMAN 5 37 1
エイリーク N-FIG DWARF 9 67 -4
ソウジ N-SAM ELF 8 69 -3
ゲオルグ E-PRI HUMAN 5 44 3
アルゴル E-BIS GNOME 5 34 10
ナタリー N-MAG ELF 9 50 10
ハンニバル G-LOR HUMAN 8 81 -2
フェレット N-THI HUMAN 9 53 6
ソフィア G-PRI ELF 9 62 3
ガルタン N-FIG HUMAN 4 23 -1

1999-08-20

6階に突入

さていよいよ6階だ。たかだかレベル9のパーティがラストフロアに侵入するというのもかなり無謀な話ではある。

緊張しながら最初の戦闘。2 CYCLOPSESだ。外見やイメージから予想できるとおり、H.P.と攻撃力の高いモンスターである。しかしBLADE CUISINART'と攻撃呪文を使って1ターンであっさり倒す。2体倒しただけで一人頭4000E.P.とはうれしい。

次に現れたのは5 GNOME PRIESTS率いるヒューマノイド軍団だ。GNOME PRIESTにBURGLARにDWARF FIGHTERか。種族のるつぼといったところか。そんなことはともかく、ヒューマノイド系モンスターは概して獲得経験値が低い。逃げよう。

しかし逃走に失敗して袋だたきにされる。ぼろぼろにされるが、敵の攻撃はせいぜい打撃攻撃かBADIAL程度なので、なんとか死人が出ない程度ですんだ。これがELVEN MAGEやらSAMURAIの集団だったら全滅していただろうなあ。とりあえず、5階への階段を下って城に戻る。

6階でレベルを上げる

それでも懲りずに6階に行って戦闘を行う。SAMURAIあたりが2グループも出現するとかなり危険なのだが、1グループをMADALTOと打撃攻撃で数を減らして、もう1グループをKATINOとMONTINOで無力化する。当然、MAHALITOを何発かくらうので損害も大きいし、獲得経験値もたいしたことないのだが、下手に逃げ損なって全滅するわけにはいかない。

このように、基本的に6階の敵に対しては全力で戦っているため、すぐに消耗して城に戻ることになるのだが、それでも1回の戦闘でもらえる経験値が格段に高い(場合が多い)のでレベルアップも早い。CYCLOPSやOGRE KINGなどはいいカモだ。

さらに最高級のアイテムを入手することも期待できる。すでにPLATE ARMOR+2・ARMET・MANTIS GROVESなどを入手した。そしてさらに2本目のBLADE CUISINART'を入手することに成功した。レベル10にもなれば攻撃回数も増えるし、そろそろ武器での攻撃力はかなりのものになってきた。もうそろそろソフィア(PRI)がレベル11になる頃だが、無事にMADIを覚えてほしいものだ。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-08-20)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 9 82 -5
エイリーク N-FIG DWARF 11 94 -4
ソウジ N-SAM ELF 10 72 -6
フェレット N-THI HUMAN 11 66 4
ソフィア G-PRI ELF 10 75 2
ナタリー N-MAG ELF 10 58 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 5 37 1
ゲオルグ E-PRI HUMAN 5 44 3
アルゴル E-BIS GNOME 5 34 10
ガルタン N-FIG HUMAN 4 23 -1

1999-09-03

MADI覚えず

6階で戦闘を繰り返した甲斐あって、ソフィア(PRI)がようやくレベル11になった!……が、あろうことかMADIを覚えなかった。やる気が削がれるなあ。しばらくDELFは後回しにして、そろそろEVILのパーティを育てることにしよう。

いまさら1階で修行するのもまどろっこしいので、3階あたりに進むことにしよう。ゲオルグ(PRI)はまだLATIMOFISを覚えていないので、いくつかPOTION of LATIMOFISを購入する。おっと、BROAD SWORDも忘れずに購入しておこう。

ようやく3階へ進む

3階はなんといっても16×16ブロックの大広間が特徴的なフロアである。北か東の方向に進むたびに後ろから壁が迫ってくるために後戻りができない。もっとも、Wizardryの迷宮は東西と南北がつながっているので、二度と戻れないわけではもちろんない。

さっそく歩き回る。大広間がフロアの大半を占めているため、ほとんど玄室がないのでマッピングも簡単に終わる。もちろん東17・北16の地点はマッピングされていない。

そういえば、ファミリーコンピュータ版をプレイしたときにはみごとにこの罠にひっかかってしまい、呆然としていてリセットボタンも押せなかったなんてことがあったなあ。まあ、ファミリーコンピュータ版では石のブロックにワープしても、ロストではなくて死亡ですむし、死体も城まで戻ってくるので、それほど被害は大きくないのだが。

マッピングのついでにGOLD MEDALLIONを入手してHOLY WATERと交換する。HOLY WATERはDIALの効果があるが、壊れることがあるので使わない。確か毒の耐性とアンデッドモンスターに対する防御効果があったはずなので、前衛のキャラクタにでも装備させておこう。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-09-03)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
スラッシュ E-NIN HUMAN 6 38 1
エイリーク N-FIG DWARF 11 94 -5
ソウジ N-SAM ELF 10 72 -6
ゲオルグ E-PRI HUMAN 7 50 3
アルゴル E-BIS GNOME 7 46 10
ナタリー N-MAG ELF 11 59 10
ハンニバル G-LOR HUMAN 10 93 -4
フェレット N-THI HUMAN 11 66 4
ソフィア G-PRI ELF 11 87 2
ガルタン N-FIG HUMAN 4 23 -1

1999-09-09

5階の探索

3階の次は5階の探索をする。以前、CRISTAL of GOODを入手したときに5階には行ったことがあるのだが、本格的に探索するのは初めてになる。5階にしか出現しないT'IEN LUNGはけっこう経験値が高いのでうれしい。ブレスを吐くし呪文無効化能力も持つ強敵なのだが、出現数が少ないのでBLADE CUISINART'が2本もあれば楽勝だ。

5階をうろうろしていると“+”の形をした部屋でいきなり妙な効果音が鳴る。マップを見るとこれは呪文封じの罠だったようだ。ファミリーコンピュータ版では呪文封じのエリアを通ってもメッセージや効果音がないので、いざ呪文を使うときに困惑した記憶があるが、その点プレイステーション版は楽だな。それはともかくとして、呪文が使えないのは非常にまずい。

しかし本当の罠はこの先にある。ここから扉を開けて進むとダークゾーンで覆われた大広間があり、そこにはピットが点在しているのだ。戻ろうとしても扉は一方通行なので先に進むしかない。これもファミリーコンピュータ版をプレイしたときに苦しめられたものだ。当然、扉の先には進まずに引き返す。

カード?

おっと、今度は謎かけだ。どれどれ……。

我は78枚のうちの一枚
そして我は勝利を表すもの

二匹の軍馬にその身を引かれ
王冠の上には星がきらめく

我がカードの名は?

うーむ、まったくわからない……。そもそも78枚あるカードというのは何だろう? いわゆる「トランプ」でもないだろうし。まあ、とりあえず放っておくことにしよう。どうせこの向こうには6階への階段があるんだろうけど、弱いEVILのパーティがわざわざ6階に行くこともないだろうし。

牙の教会

その後城に戻って呪文封じの状態を解除して、再度5階に行ってマッピングを行う。ダークゾーンに覆われた大広間を除いてあらかたマッピングが終わったのに、妙に空きスペースがあるなと思ったら、隠し扉を見逃していた。ゲオルグ(PRI)のレベルが低いため、呪文使用回数がもったいなくてLOMILWAを使っていなかったからだ。やはり、マッピングするときくらいはLOMILWAを使わないといかんなあ。

その隠し扉に入るとその先に扉があって、気短な牙の教会!! 立入禁止!と書いてある。うーむ、牙の教会か。ここもファミリーコンピュータ版をプレイしたときにひどい目にあったなあ。ROD of FIREをいくつでも入手できるポイントもあるのだが、PRIEST of FUNGのBADIはやはり危険だ。ここは引き返すとするか。

と、なんとも消化不良の感は否めないが、EVILのパーティの冒険はこれで終わり。後はGOODのパーティに任せることにしよう。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-09-09)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
スラッシュ E-NIN HUMAN 7 46 1
エイリーク N-FIG DWARF 11 94 -5
ソウジ N-SAM ELF 10 72 -6
ゲオルグ E-PRI HUMAN 8 63 2
アルゴル E-BIS GNOME 7 46 10
ナタリー N-MAG ELF 11 59 10
ハンニバル G-LOR HUMAN 10 93 -4
フェレット N-THI HUMAN 11 66 4
ソフィア G-PRI ELF 11 87 2
ガルタン N-FIG HUMAN 4 23 -1

1999-12-28

2階に行ってPO'LEを倒す

LLYLGAMYN SAGAを起動するのはずいぶん久しぶりだ。はやいところシナリオ#3をかたづけて、New Age of Llylgamynのシナリオ#4・シナリオ#5をプレイしたいところだ。

さて、どこまで進んでいたんだったかな。あと残っているイベント(というかアイテム)は、STAFF of EARTH・AMULET of AIR、そしてCRISTAL of GOODか。そろそろPO'LEも楽に倒せるくらいの実力はついただろうから、2階に行って四元素アイテムをもらうことにしよう。

PO'LEに会うためには、いったん4階に行ってからシュートで2階に移動する必要がある。ということで、まずは4階へ行く。

ここは汝らの立ち入れぬところ

立ち去るがよい!

あれっ、しまった。間違って5階への階段を上ってしまったようだ。あまりに久しぶりだからプレイ感覚が鈍ってしまっているなあ。宿屋に泊まってLATUMAPICとMAPORFICをかけ直して再度出陣。

前述したように、4階から2階に行くためにはシュートを使って移動することになるのだが、このシュートにたどり着くまでの道が実に長い。小部屋がえんえんとつながっているような構造で、基本的には一本道なので迷うことはない。しかし各小部屋には玄室モンスターがいる確率が高く、シュートにたどり着くまでは戦闘に次ぐ戦闘となる。

4階あたりの敵ならばMAKANITOで一掃するのが楽なのだが、これから強敵と戦おうというのに、3回しか使えないレベル5の呪文をそうそう濫用するわけにはいかない。MAKANITOを使うのは、まともに戦うと被害が大きくなるNECROMANCERやKOMODO DRAGONあたりにとどめておく。

ようやく2階にたどり着いた。まずは肩慣らしにFIENDを倒しに行く。すでに6階で何度も戦ったことがあるからたいして苦戦しないだろうと思っていたら、MAHALITOを2発くらってけっこう手痛いダメージを受ける。呪文無効化率が40%と高いので、MADALTOがいまいち効果的に決まらなかったのが原因か。まあいい、とにかくSTAFF of EARTHを入手だ。エナジードレインを防ぐ能力がある有用なアイテムだ。ハンニバル(LOR)に装備させよう。

当初はSTAFF of EARTHとAMULET of AIRの2回に分けて取りに行こうと思っていたのだが、もう一度4階のごちゃごちゃした小部屋群を突破するのはめんどうなので、ついでにPO'LEも倒しに行くことにする。

PO'LEのいるエリアに入るためには、「奥方」のいる場所を通過してワープゾーンで移動することになる。ファミリーコンピュータ版ではキーアイテムを持っていればここを通過できたはずだが、例によってここも謎かけだ。ふーむ、ここでは答えが「単語」ではなくて「文章」なんだな。ちょっと珍しいかも。答えとなる短文を一字一句間違いなく入力して難なく通過。

さてワイン倉庫の前まで来た。ここまでの戦闘で受けたダメージを回復して、おもむろに扉を蹴破る。PO'LEとの戦闘だ。特に戦法も決めないままに戦闘を開始してしまったが、前衛の3人が集中攻撃すればあっさり倒れるでしょう。A.C.は4だし、H.P.も60しかないし。念のためにソフィア(PRI)はMONTINO。念には念を入れてナタリー(MAG)はMADALTO。こんなところだろう。

で、やはり予想通りの結果となり、エイリーク(FIG)とハンニバル(LOR)の攻撃であっけなく倒れる。むなしく響き渡るMONTINOとMADALTO。何事もなくAMULET of AIRを入手した。

その後、帰り道がわからなくていろいろ迷うが、詳細は省略。城まで戻る。

DELFも倒すが……

調子にのってDELFも倒すことにする。いまだMADIは覚えていないが、DELFのH.P.も60しかないので、PO'LEと同様に楽勝だろう。

一応戦法を考えておこう。まず前衛の3人はDELFを攻撃する。たかだか60H.P.でA.C.0なので、BLADE CUISINART'が2本もあれば簡単に倒せるだろう。おとものDELF'S MINIONは、ナタリー(MAG)のMADALTOとソフィア(PRI)のディスペルで倒す。DELF'S MINIONのH.P.は13〜19しかないのでMADALTOを使うのはもったいないといえばもったいないが、ただでさえ無効化率が25%あるのでダメージ不足で仕留めそこなうことのないようにしたいところだ。

戦闘開始。うっ、DELF'S MINIONが2グループもいるぞ。MADALTOとディスペルを2グループに割り振ってしのぐことにしよう。前衛の3人はDELFを攻撃する。フェレット(THI)はやることがないから待機。

予想通りDELFは楽勝。しかし数が多いDELF'S MINIONを倒しきれない。MADALTOは効果的に決まったが、ディスペルが不調。結局2グループ合わせて7体も残ってしまった。当然反撃を食らうわけで、エイリーク(FIG)が石化してしまう。ああ、ソウジ(SAM)も石化。DELF本体よりもDELF'S MINIONの方に注意するべきだった。ハンニバル(LOR)が石化しなかった(攻撃されなかった)のはHOLY WATERの防御効果のおかげだろうか。ともかく、次のターンは打撃とLAHALITOで残ったDELF'S MINIONを倒す。

うーむ、せっかくAMULET of AIRを入手していたのだから、フェレット(THI)に持たせて使わせればよかった。DALTOの一発でもあれば、DELF'S MINIONをかなり減らせていただろうに。ソウジ(SAM)もレベル10になって魔術師レベル3の呪文を修得していたのだから、MAHALITOを使うという手もあったなあ。どうも久しぶりにプレイしたものだから、パーティの戦力すら把握できていない。

まあいい。CRISTAL of GOODは入手したんだから、後は城に帰るだけだ。2人が石化しているとはいえ、ここに来るまでに玄室を通過する際に出現したモンスターはすべて倒したので、進んできたルートをそのまま引き返せばモンスターに遭遇せずに帰れるはずだ。あわてることはない。

しかし悪いときには悪いことが続くもので、ワンダリングモンスターで4グループものDOOM BEASTSの大群と遭遇してしまう。どうもこのLLYLGAMYN SAGAでは玄室内をうろうろしている際にワンダリングモンスターが出る確率が高いような気がするのだが、気のせいだろうか。LLYLGAMYN SAGAだけでなく他機種のバージョンでも同様なのかもしれないが。

それはともかくとして、こんなのから逃げ損なったら全員麻痺して全滅という可能性がかなり高い。すでに6人のうち2人が石化しているし。ここはMAKANITOで一網打尽だ。

ところが、呪文がなかなか発動せずに前衛の3人がどんどん攻撃を受けてしまう。あ、ハンニバル(LOR)が麻痺した。うあ、ソフィア(PRI)も麻痺してしまう。どうするんだ、治療できないぞ。ここでようやくMAKANITOが発動。やれやれ。ナタリー(MAG)のAGILITYは15なのでそれほど低いわけでもないと思うのだが……。

DOOM BEASTの大群はなんとか退けたものの、これで動けるキャラクタがフェレット(THI)とナタリー(MAG)の2人になってしまった。MAGEが前衛に出るような状況に陥るとは。しかもフェレットも手負いの身で、H.P.が半減してしまっている。今さら言ってもしかたないが、ハンニバル(LOR)にMANTIS GROVESを装備させておけばよかったのかもなあ。

それでも、1階への階段までたどり着けばもう大丈夫だ。と、ここでフェレット(THI)にAMULET of DIALKOを持たせていたことを思い出した。やっぱりパーティの戦力が把握できていない……。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-12-28)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 10 93 -4
エイリーク N-FIG DWARF 11 94 -5
ソウジ N-SAM ELF 10 72 -6
フェレット N-THI HUMAN 11 66 4
ソフィア G-PRI ELF 11 87 2
ナタリー N-MAG ELF 11 59 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 7 46 1
ゲオルグ E-PRI HUMAN 8 63 2
アルゴル E-BIS GNOME 7 46 10
ガルタン N-FIG HUMAN 4 23 -1

1999-12-29

NEUTRAL CRISTAL生成

ようやくGOODとEVILの両方のCRISTALを入手したので、さっそくNEUTRAL CRISTALにする。これもファミリーコンピュータ版のときはやり方がわからなくて苦労したなあ。間違ってキャラクタを灰にしてしまって、その上蘇生に失敗してロストさせたりしたっけ。ファミリーコンピュータ版では、城やキャンプ中での行動の直後に自動的にセーブされてしまうため、リセットしても間に合わないのだ。

入手したNEUTRAL CRISTALはフェレット(THI)に渡す。このような「世界に1つしか存在し得ないキーアイテム」は、誰に持たせておくかがけっこう重要である。

例えば、もしNEUTRAL CRISTALを持ったパーティがL'KBRETHの「向こう側」で全滅すると、救助隊を派遣しようにもNEUTRAL CRISTALがないので死体の回収に行けなくなってしまう。それどころか、NEUTRAL CRISTALが存在しているとGOOD・EVILのどちらのCRISTALも入手できないので、6階に侵入することすらできないのだ(つまり、TELEPORTERの罠にかかってL'KBRETHの「向こう側」もできない)。こうなると、NEUTRAL CRISTALを持っているキャラクタを訓練場で消去して、再びGOODとEVILのCRISTALを入手してNEUTRAL CRISTALを作らないとクリアが不可能になってしまうわけだ。

そういうわけで、この種のキーアイテムはパーティ内で重要度の低いキャラクタが持っておくのがよい。全滅したときに、そのキャラクタはキーアイテムごと消滅してもらうというわけだ。とはいえ、こういう「最悪の事態」のことはあまり考えたくないな。

6階でレベルを上げる

さてNEUTRAL CRISTALも入手したし、後はORB of EARITHINを取りに行くだけだ。とはいえ、MADIなしで6階の奥深くに行くのは危険きわまりない。レベルを上げてMADIを修得しておきたいところだ。

しかしながら、さすがにレベル11ともなると次のレベルに上げるのが苦しい。6階には5桁の経験値を持っている敵もいるが、なかなか出現してくれない。実のところ、仮に出現したとしても一人頭5000E.P.程度でははっきりいって少ないのである。次のレベルまで10万E.P.以上も必要なのだから。

経験値はなかなか上がらないが、アイテムはいろいろと入手できる。UNHOLY AXEを入手する。DWARFのエイリーク(FIG)に装備させたいところだが、GOODのキャラクタが装備すると呪われてしまうんだったっけ。DWARFの装備はやはり斧にしたいところなのだが。はやくBATTLE AXE+2が欲しいなあ。いや、BLADE CUISINART'が出てももちろんかまわないのだけど。

SERPENT'S TOOTHを2つ入手する。「牙」のアクセサリは他にDRAGON'S TOOTHというのがあり、どちらもA.C.を下げる効果がある。しかし、DRAGON'S TOOTHは全クラスが装備できるのに対して、SERPENT'S TOOTHは戦士系のクラスでは装備できないためにいまいち役に立たない(ついでに言うと防御力もSERPENT'S TOOTH(A.C.-1)よりDRAGON'S TOOTH(A.C.-2)の方が高い)。まあ、フェレット(THI)とソフィア(PRI)あたりに装備させておこう。

GOLD TIARAも入手した。A.C.-2の兜で、全クラスが装備できるすぐれものだ。兜を装備できないNINJAにとっては最適の防具といえる。とはいえ前衛の3人はみんなBASCINET(A.C.-2)やARMET(A.C.-3)を装備しているからなあ。とりあえずこれもフェレット(THI)に装備させよう。

?BOOKを入手したので期待しながら鑑定したのだが、BOOK of DEATHであった。BOOK of DEMONSが欲しいなあ。攻撃効果・防御効果が目白押しというアイテムなのだが。

今日のパーティ

パーティのステータス(1999-12-29)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 10 93 -5
エイリーク N-FIG DWARF 11 94 -6
ソウジ N-SAM ELF 10 72 -6
フェレット N-THI HUMAN 11 66 0
ソフィア G-PRI ELF 11 87 1
ナタリー N-MAG ELF 11 59 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 7 46 1
ゲオルグ E-PRI HUMAN 8 63 2
アルゴル E-BIS GNOME 7 46 10
ガルタン N-FIG HUMAN 4 23 -2

1999-12-30

レベルが上がらない……

例によって6階でレベルを上げようとしているのだが、例によってなかなか経験値がもらえない。獲得経験値の高い敵が出現するまで「選り好み」するのもいいが、6階では強敵ばかり出るので逃げ損なったときにリスクが大きすぎる。何か効率のいい稼ぎ方はないものか。MURPHY'S GHOSTが恋しいなあ。

そうだ。シナリオ#3にはMURPHY'S GHOSTはいないけど、同じような固定モンスターでXENOがいたんだっけ。6000E.P.だから一人頭1000E.P.という、シナリオ#3にしてはおいしいモンスターだ。こいつを何度も倒せば……って、XENOは石化攻撃をしてくるんだった。MADIを覚えるためにレベル上げをしているのにこんな敵は倒せんなあ。

ARCHDEMONを「養殖」するという手もあるけど、このレベルだとけっこう危険かな。それにこの技はあまり好きではない。「呪文を封じられた敵が仲間を呼ぶと、呼び寄せられた敵も呪文を封じられている」というのはほとんどバグだと思うし、この性質を利用して経験値稼ぎを行うのはちょっと邪道な気がしないでもない。というか、そもそもプレイステーション版でこの現象が起きるのかどうかもさだかではないし。

オーガの皮をかぶった虫?

OGRE KINGからクリティカルヒットを受けてハンニバル(LOR)が死亡する。たかがオーガの分際で生意気な。そういえば、こいつはファミリーコンピュータ版ではGiant Mantisだったっけ。巨大なカマキリならば首をはねる能力をもっていても納得できるけど、オーガではねえ。なぜパーソナルコンピュータ版ではOGRE KINGになっているのだろう。

ちょっと気になったので、ここにパーソナルコンピュータ版とファミリーコンピュータ版とで名前が異なるモンスターを挙げておこう。こうしてみると、FATE SPINNERとかSOUL TRAPPERあたりは、それぞれArchangelやAngelの方がすわりがいい感じがするなあ。特にFATE SPINNERは能力的にはARCHDEMONとほとんど同じなので、FATE SPINNERではなくてArchangelならば美しく対応したと思うのだが。

モンスター名の対応表
パーソナルコンピュータ版 ファミリーコンピュータ版
FATE SPINNER Archangel
SOUL TRAPPER Angel
OGRE KING Giant Mantis
KODIAK BEAR Giant Gorilla
DAMNED Wight
STONE FLY Cockatrice
PLAUGE FROG Were Tiger
WERE RAT Were Vulture
NOCORN Unicorn
LION OF HELL Dark Steed

なお、上の表での「パーソナルコンピュータ版」というのは、基本的にPC-9801シリーズなどの「国内のパーソナルコンピュータ」に移植されたバージョンのことを指している。オリジナルのAppleII版や、IBM PC版・Macintosh版ではどのような名前になっているのだろうか。

またもMADI覚えず

だめだ。またもMADIを覚え損なった。ようやくソフィア(PRI)がレベル12になったのだが、呪文を一つも修得できなかった。

もうレベル上げはいやだ。レベル12から13に上げるのには今まで以上に苦労するのは明白だ。考えてみれば、6階の「向こう側」は通路ばっかりで、玄室はほとんどないのでモンスターとの戦闘も少ない。それならばMADIがなくたってなんとかなる公算は大である。もうこのまま行ってしまおう。

L'KBRETHの「向こう側」に打って出る

というわけで、出陣前に万全の準備を……と思ったが、特に準備できることは何もない。一応「いざという時」のためにボルタック商店からRUBY SLIPPERSを買い戻したけど、こんなものを使う事態には陥りたくないところだ。さて、準備も整ったし(?)、とっとと行くとしよう。

もう6階までの道のりは慣れたものだ。何事もなくL'KBRETHの玄室の前に到着する。さて、L'KBRETHに挨拶して、ORB of EARITHIN探索に出発だ。

ORB of EARITHINを手に入れるためには、6階のどこかにある彫像にNEUTRAL CRISTALを渡せばいいのだが、その彫像が3つもある。このうちの2つは偽物だ。この2つのうち、片方はXENOが出現して戦闘になるだけだが、もう片方は偽物の宝珠を渡されてしまう。そうなると、もう一度NEUTRAL CRISTALを手に入れ直さないといけない。例によって、ファミリーコンピュータ版をプレイしたときにはまんまとだまされてしまい、ORB of MHUUZFESを本物と勘違いして城まで戻ったこともあったっけ。なぜエンディングが始まらないのか、本気で悩んでいたような記憶があるな。

さて、薄れかけている記憶によると、L'KBRETHの玄室の近くにある2つの彫像はどちらも偽物だったはずだ。とりあえずはぐねぐねと長い通路を歩きながらマッピングを行う。このあたりは通路ばかりだから戦闘はほとんどなく、どんどんマッピングが進んでいく。いよいよクリアも近いかな。

またもカードに悩まされる

L'KBRETHの玄室から大きく離れた場所にある3×3の玄室に入る。どうやらここが目的の部屋のようだ。さっそく彫像の前に進むと……。

漆黒の馬に乗りし黒き影
白いバラ持ちて歩み寄る

陽が昇る、そして変化が訪れる
彼赴くところ、変化は続かん

我がカードの名は?

またもカードだ。5階でもカードに関する謎かけがあったのだが、別に解かなくてもゲームの進行に支障はないから放っておいたんだよなあ。今回は5階のときと違って、謎かけを無視して進むことはできない(なにせ目の前にORB of EARITHINがあるのだから)。しかたない、ちょっと調べてみよう。

ここでいう「カード」というのは、おそらく5階の謎かけででてきた「(78枚の)カード」と関係があるだろう。というわけで、「カード」「78枚」といった単語をキーにして調べる。ふむふむなるほど、いわゆる「タロットカード」のことですか。でもって、カードの絵柄を見てそれっぽいものを選べばよさそうだ。「漆黒の馬」に乗っていて、「白いバラ」を持っていて、それでもって「黒い影」みたいなのは……。

水晶占い

なんとか謎かけを解いて、無事にORB of EARITHINを入手した。というわけでまずは水晶占い。当然何も起こるわけがない。しかしこの「水晶占い」というのは何なのだろう。

その後は1階へのワープを使って一気に城まで戻る。シナリオ#3も無事終了だ。というわけでGOODのパーティ6人に称号がついたのだが、あと6人に称号をつけなくてはならない。EVILのキャラクタは4人しかいないのになあ。しかたないのでレベル1の荷物持ち用のキャラクタにも称号をつける。城から一歩も出ていないというのに。

シナリオ#3の最終パーティ

最終パーティのステータス(1999-12-30)
NAME CLASS RACE LVL H.P. A.C.
ハンニバル G-LOR HUMAN 11 106 -5
エイリーク N-FIG DWARF 12 96 -6
ソウジ N-SAM ELF 11 79 -6
フェレット N-THI HUMAN 12 86 0
ソフィア G-PRI ELF 12 92 1
ナタリー N-MAG ELF 12 64 10
スラッシュ E-NIN HUMAN 7 46 1
ゲオルグ E-PRI HUMAN 8 63 2
アルゴル E-BIS GNOME 7 46 10
ガルタン N-FIG HUMAN 4 23 -2
Author: Shingo Endo <s-endo@yk.rim.or.jp>
Last Updated: 2001-12-30
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